技術以外に必要なスキルを極める大切さ

エンジニアには様々な分野があり、プログラマやサーバーエンジニア、セールスエンジニアなどで必要なスキルの程度や種類が異なります。しかし、いずれのエンジニアであっても活躍する上で持っておきたいのが、プログラミングの専門知識だけではなく、基本的なパソコン知識とビジネスマナーです。

基本的なパソコン知識とは、パソコンを使った資料・設計図の作成スキルと、そうした資料をWordやExcel、Power Pointなどで作成する操作知識です。
また、資料・設計図作成の補助ツールとして存在を把握しておきたいのがエディタツール、テキスト比較ツールといったソフトウェアです。基本的なツールだけでは四苦八苦していたような手順が、特化したソフトウェアを使用することで圧倒的に省略できることがあります。
ビジネスマナーは、社会的スキルの代表的なものです。具体的には、ビジネスメールのテンプレート・書体、言葉づかい、身だしなみ、名刺の受け渡し方法など、一般的な企業では研修などで身につける機会があるものです。

しかし、黙々と作業する機会の多いプログラマ・エンジニアの中には、こうした対応が不得手でおざなりになってしまう人もいます。若手の頃はそれで良くとも、スキルが上がり、設計に関わるようになれば、クライアントとエンジニアが直接やりとりをする機会も増えます。
社外の人間に礼を欠く振る舞いは社会人として論外ですが、何が悪いのかわからないということの無いように、日常的に社内の人間にも最低限のビジネスマナーを意識してみましょう。